• PROJECT / 08日本的な「痒いところに手が届くサービス」で日経地域社会に貢献

    現地法人

    TTAは1964年に設立された在外法人で、50年以上もの長期にわたって現地の日系社会に日本的なサービスで旅行をお届けしてきた。
    TTAの仕事は大きく分けて2つ。日本からの海外旅行を受けるインバウンドと、米国で営業して旅行を販売するアウトバウンドに分けられる。

    東武トップツアーズの在外法人であるTTAは、米国旅行販売のためには欠くことが出来ない存在だ。特に、官公庁や教育旅行では現地に拠点の無い会社は入札が出来ないことが多々あり、その存在意義は大きい。
    現在、TTAの社員数は約50名。本社はロサンゼルスにあり、ニューヨーク・サンフランシスコ・ハワイ・ロサンゼルスにある支店の他、2ヶ所の分室を日系企業の中で営業しており、そのカバーエリアは、米国だけではなくカナダ・メキシコやその他の中南米にもおよんでいる。
    その中核ともいえるロサンゼルス支店を紹介する。

  • 米国籍、日本国籍、
    さまざまなスタッフ約20名で構成

    TTAロサンゼルス支店は、TTA本社と同じオフィスにあり、本社と支店のスタッフが同じフロアで働いている。
    「ロサンゼルスのオフィスにいる日本からの出向社員は、社長の私と支店長の2名です。他に現地のスタッフとして米国籍のスタッフ、日本国籍のスタッフなど、およそ20名で構成されています。またTTAには毎年2名の研修員が派遣され、現在ロサンゼルス支店とニューヨーク支店に各1名が在籍しています(三浦)」

    ロサンゼルス支店にはアウトバウンド部門とインバウンド部門の2つがある。 日本からの海外旅行を受けるインバウンドは、訪米されるお客様の北米地域内の旅行を手配する役割を担っている。
    一方、アウトバウンドはアメリカにある日系企業を中心に、米国内をはじめ日本・アジア・欧州など世界各国へ向けた出張航空券や会議・イベントなど様々な旅行の手配を行っている。
    「私は入社4年目に海外研修員の試験に合格し、5年目に研修員ではなく駐在員としてロサンゼルスに赴任しました。当時は『インバウンド』、『訪日旅行』という言葉は一般的には知られておらず、特殊な業務のように見られていたものです」

  • ますます加速するグローバル化に対応

    米国は政治・経済など全ての面で日本にとって最も重要なパートナーだ。
    TTAでは、インバウンドとアウトバウンドの両面でビジネストラベル・インセンティブ旅行・イベント・教育旅行・個人旅行など各種旅行に対応することが求められている。

    「海外では日本とは事情が違うので旅行中に何かと苦労します。そこを日本的な『痒いところに手の届くサービス』で日系地域社会に貢献してきたという自負があります」

    また、世界のグローバル化はますます加速し、その中で米国は今後も中心的な存在を担っていく。
    「今後は、アメリカだけにとどまらず、TTAを拠点として、カナダ・中南米・カリブ海諸国への旅行を展開することも考えられます。実際に2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、TTAニューヨーク支店のプロジェクトで日本陸上チームの事前合宿がニュージャージーで行われました。今後は、ヨーロッパのTOPTOUR EUROPEやタイのTOBU TOP TOURS(Thailand)とのインバウンド・アウトバウンドの相互の送客関係を発展させたいと考えています」

    これまで培ってきた在外法人同士のノウハウやネットワークを活かした、東武トップツアーズのグローバルな事業展開に注目だ。

  • Profile

    現在は、2度目の米国駐在です。入社5年目に駐在員としてロサンゼルスに赴任。
    当初は3年間という話でしたが、もう米国駐在が通算で27年目になりました。日本では通算10年しか働いていません。(笑)
    海外で働くことは、中学生の頃からの夢で、東武トップツアーズでその夢が実現できたことに感謝しています。

    今後、日米関係はますます発展します。 近い将来、日米間にLCCの航空会社が就航し、2019年にはハワイへ大型航空機A380(525人乗り)が就航する予定で、日米間の送客量が増大します。
    TTAは、東武トップツアーズの重要な海外拠点として今後も発展していきたいと思います。

    PROFILE
    三浦 幹雄 / Mikio Miura
    1980年入社
    TTA社長
    印象に残っているのは1987年に扱った日系自動車メーカーの日本への招待旅行です。
    全米の自動車販売店様が参加されるご旅行でしたが、当時は日米間の渡航にビザが必要だったため、2千名分のビザが無事取得できて旅行していただけたことは今でも誇りに思っています。